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塩の街 有川浩 を読んで。

 

塩の街 (角川文庫)

塩の街 (角川文庫)

 

 

有川浩さんの小説好きなら自衛隊三部作を読まなきゃ勿体無いよ!!

そんな風な事を言われ、とりあえず出版された順で買うかー、と購入した有川浩さんの塩の街

自衛隊の話ってなると災害とか救助とか戦いとか、結構重たい話なのかな、と想像しながら読み始めました。

舞台は変わり果てた東京、塩が溢れ車も走ってないようなそんな状態。

最初は、何があったのか何でそうなっているのかがまったく語られず、ただただそういう状態になっている描写だけが伝えられて想像が膨らむ。

主人公は謎の多いお兄さんと優しいけど胆の据わってるJK、良い組み合わせである、そしてそんな二人の共同生活、すばらしい

徐々に明らかにされていく現象、二人の元に舞い込む事件、お兄さんの正体・・・

最後までドキドキしっぱなしで読んでました。で、話が終わったと思ったら文庫本にアナザーストーリーまで付いてる。

いやーよかった、面白い話だった、最初の印象で重そうな話だなーって敬遠しなくてよかった!

これはホントに人にオススメするだけあるなって作品でした。